会長挨拶

ご挨拶

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この度、第28回日本内分泌外科学会総会の会長を務めさせていただくことになり、誠に光栄に存じます。会期は平成28年5月26日(木)と27日(金)、会場はロイヤルホールヨコハマとさせていただきました。

本学会は甲状腺、副甲状腺、副腎、前立腺、乳腺、消化器内分泌等、多くの領域に関わっています。学術集会にご参加の先生方も、内分泌外科医の先生方を中心に、耳鼻科、泌尿器科、あるいは消化器外科、乳腺外科の先生方、さらには病理診断科、画像診断やinterventionを扱う放射線科の先生方など様々です。その中で泌尿器科が総会を担当させていただくのは第22回の松田公志現理事長以来、5年ぶり8回目になります。今回の学術集会のテーマは、漠然としていて申し訳ありませんが「内分泌外科・未来への一歩」とさせていただきました。先に挙げたそれぞれの領域が診断、治療あるいはケアにおいて加速度的な進歩を遂げている今、様々な領域の集合体であるこの「内分泌外科」というカテゴリーの中で、それぞれの持つ知識・技術を融合し、さらに質の高い専門性を持った集団として前進したいとの想いから、この言葉をテーマとしました。できるだけ多くの領域の先生方にお集まりいただき、領域を跨いだ熱い議論を期待しています。多くの先生方のご指導を仰ぎながら、プログラムを計画していきたいと存じます。

会場は山下公園にも近く、横浜中華街に隣接しています。学術集会のみならず、5月の横浜の爽やかな海風や夜の中華街も合わせてお楽しみいただければ幸いです。

第28回日本内分泌外科学会総会
会長 寺地 敏郎
東海大学医学部外科学系泌尿器科学 教授